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メディアエイド コーポレートブランディング
2024

TikTokやInstagramなどのソーシャルメディアを活用し、企業の集客や採用支援を行ってるメディアエイド。2021年4に設立されたSNSマーケティングスタートアップです。会社として次のステージに進むにあたり、社内外の声を取り入れて、企業の存在意義や事業戦略を再定義。SNSを通じて情報の非対称性を解消し、企業と消費者の出会いを最適化していく=「知らなかったを救う。」という言葉をキーワードに、コーポレートブランディングを行いました。


リブランディングの課題
メディアエイドは、「ソーシャルメディアをパラダイムシフトさせ、ビジョナリーカンパニーを創る」という大きな挑戦を掲げています。しかし、現状ではそのビジョンが十分に伝わっていませんでした。特に、外部からは「TikTokの運用代行の会社」というイメージが先行しており、本来の事業の広がりや価値が正しく認識されていませんでした。また、代表個人のSNSでの発信が強く印象づけられていたため、会社として目指す世界観や本質的な魅力が適切に伝わっていなかったのです。この課題を解決し、企業としての存在意義をより明確にするために、リブランディングを実施しました。


リブランディングの進め方
まずは、社内の全メンバーに対してヒアリングを実施しました。とはいえ、全員に個別インタビューを行うのではなく、ワークショップ形式で実施しました。「メディアエイドらしさとは?」 という問いに対し、各メンバーが匿名で3つ以上のワードを付箋に書く方式を取りました。



ブランドコアの策定

ワークショップで多く挙げられた「熱量」に関する意見を反映し、これまでも兼ね備えていた勢いや若々しさを活かした「熱狂」。ソーシャルメディアの変革を起こすために必要な「革新」。そして、一番向き合うべき利用者、いわゆるすべての人への姿勢を示した「至誠」としました。

ヒアリングを進める中で、ワークショップや経営層へのインタビューを通じて、会社としての挑戦を表す言葉が見えてきました。その結果、「すべての人に、必然の出逢いを。」 という言葉が、抽象度が高く、使命感や大義感が、掲げた未来と現在を結ぶ言葉としては弱かったのです。まだ見えていない未来を作っていく事業体であるならば、そこに共犯、共感してくれる大義を明確にする必要がありました。



既存のMVVからPMVVへ再整理
今回一番の悩む点であった(大きくテコ入れした)既存のミッションの抽象度が高い点「すべての人に、必然の出逢いを。」をより具体的なミッション「知らなかったを救う。」へ再定義し、既存のミッションをパーパスを新設することで、PMVVへ再整理しました。

そこで既存のミッションを上位概念であるパーパスに再設定し、メディアエイドが立ち向かうべきペインを「知らなかったを救う。」というミッションとして新たに策定し、企業としての方向性がより明確な状態になりました。誰に向けるか、どう伝えるかをパーセプションチェンジすることで大きなうなりを生み出す言葉にしました。

また、単にデザインを刷新するだけではなく、社内外問わずブランドイメージを確立することで、事業の成長に伴い、求める人材のレイヤーを広げていく狙いがありました。



ブランドデザインの具体化

ブランドロゴのコンセプト
現代社会では「知れば変わること」にアクセスするのが難しくなっています。私たちはMEDIAの力を活用し、「知らなかった」ことによる機会損失から人々を救っていく(=AID)という想いを込めてメディアエイドという社名を掲げました。リニューアルしたブランドロゴは情報の海に人々を放り出すのではなく、「救いになる+情報」をセットで丁寧に届けていく。そんな当社の理念を視覚化しMEDIAとAIDを一体としたデザインを実装しています。


ブランドロゴの形状は緻密に整理されており、線の幅や角度は一貫して、最も視覚的に美しい状態に整えられています。


VIの核となる「ツインライン」
「救いになる+情報」をセットで丁寧に届けていく。メディアエイドの理念を視覚化しMEDIAとAIDを一体としたブランドロゴ。このロゴから抽出した「ツインライン」をコアグラフィックとして採用。シンプルながらもメディアエイドとしての世界観を構築していきます。ツインラインを基軸に、ロゴの設計に準ずる形で、タイポグラフィ、アイコン、グラフィックパターンへと姿を変えていきます。


ツインナンバー


ツインアイコン


グラフィックパターン


グラフィックへの順応を意識したブランドロゴの構築は、豊富な基本デザイン要素を生み出しました。無彩色でありながら、効果的な展開でブランドコアの「熱狂」までもれなく再現。使用シーンに合わせて柔軟に「メディアエイドらしさ」を象っていきます。

ブランドカラー
ロゴマークには、洗練された印象のブルーグレーとブラックを採用。さらにサブカラーとしてバイオレットを加えることで、メディアエイドが目指す革新的な未来を予感させる配色としています。


カンパニーデック


ブランドガイドライン


採用サイト

企画制作 : MediaAid, teco, DE, NENNLIN, ITEM
MediaAid Rebrand Team : Hiroya Ishige, Rio Azuma, Motoki Kobayashi
Creative Director : Reo Ishii
Art Director : Reo Ishii, Seiya Aoi
Designer : Seiya Aoi, Kan Kobayashi, Seigo Morita, Nodoka Miyamoto, Marina Koga, Hironori Kawakami
Designer(Recruit Site) : Kasumi Kojima
Copywriter : Hiromu Matsuki
Front-End Developer(Recruit Site) : Toi Nagasawa
Motion Designer : Ryota Asano
Photographer : Soma Takeno
Project Manager : Masayuki Kawada
Branding Advisor : Taishi Nambo
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